unextで見た映画の感想

unextという動画配信サービスで見た映画の感想を中心に書いていきます。

父親たちの星条旗

戦費が底を尽き、国債を国民にいっぱい買ってもらうために「英雄」が必要でしょうがなかったアメリカという国の物語。7月4日に生まれて、ジョニーは戦場へ行ったあたりと似た主題か。

アメリカは余裕綽々で戦費も装備も常に充実してたんだと思い込んでいたので、戦費がすっからかんでやべえ国債頑張って売るぞ!となっていたとは知らなかった(それでも日本よりは100倍くらい豊かだけど)

戦闘シーンは銃撃・砲撃が中心で相手(日本兵)の姿はあまり見えないので、そこまで残酷ではない(ハクソーリッジ の方が酷い)。

国債販促ツアーに回らされる二十歳そこそこの米兵の胸中が可哀想でつらい。列車で帰ってきて住人の歓迎を受けるシーンでは、戦死した他の人や、相手(日本人)もどれだけこんな風に祝福されて帰りたかっただろうと思うと泣ける。

でも帰れたからと行って幸せとも限らなくて…。

米兵は身体が大きいので何となく成熟した大人の男っぽいイメージがしてましたが、実際は若い人が多いんだなあ。

硫黄島や沖縄で日本が算出されうる抵抗の5倍で奮闘してアメリカに想像以上の被害を出してしまったため、本土決戦で自国の兵を上陸させることを嫌がり、それが後の二大悲劇に繋がっていくという…。

現在の硫黄島は基本的に一般人の立ち入りは禁止だけど、時々リゾートバイトのようなノリで自衛隊の基地でのアルバイトが募集されているようです。


unextでUコインやUポイント(有料)ではなく、見放題(月額費用内)の方で視聴できました。